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武雄市:来月末で事業停止「かんぽの宿武雄」--9850万円で購入へ /佐賀

http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saga/news/20070119ddlk41010559000c.html

 武雄市は17日、日本郵政公社が進める不採算施設の整理合理化により2月末で事業停止される簡易保険保養センター「かんぽの宿武雄」(同市武雄町永島)を、9850万円で同公社から4月に買い取る方針を明らかにした。

 今月31日に予定されている臨時市議会に補正予算案を提案し、可決される見込み。購入後は、温泉宿泊施設としての経営継続を条件に、同額程度で民間業者に売却する方針。売却先については市内の事業者を優先するという。

 鉄筋コンクリート4階建ての同施設は、70年に営業開始、87年に全面改築。敷地面積は約1万6100平方メートルで、ホテル棟を含む建物が約5750平方メートルを占める。和室を主に32の部屋とレストラン、グラウンドゴルフ場などを備え、最上階から市街地を一望できる展望温泉が人気を集めたが、利用客の減少によりここ数年は赤字経営が続いていた。

 06年7月に同公社が事業停止を発表後、樋渡啓祐市長は「かんぽの宿は武雄のシンボルと認識している」と市議会で述べ、現状保持できる売却先を市が責任を持って探す意思を示していた。【朴鐘珠】

毎日新聞 2007年1月19日
by mo_gu_sa | 2007-01-19 17:00 | 佐賀


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