http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20120516ddlk42040486000c.html
◇「住民が災害環境学んで」 島原市を主会場に開かれた第5回ジオパーク国際ユネスコ会議は15日、市民向けの防災フォーラムなどを開き、閉幕した。同会議の杉本伸一事務局長は「火山との共生、災害からの復興を考える島原半島ジオパークの役割が明確になった」と会議開催の意義を強調した。【古賀亮至】 最終日にあった防災フォーラムでは、「洞爺湖有珠山」ジオパークから参加した三松正夫記念館の三松三朗館長は「有珠山は約30年周期で噴火する。ジオパークに地域が関わる目的は、住民が自分の災害環境を知ること」。霧島ジオパーク推進室の坂之上浩幸さんは「新燃岳噴火は住民や子供たちへの防災教育の教材になっている」と話した。 地震国ギリシャのニコラス・ゾロス・イージアン大教授(自然地理学)は「子供たちに国内外の地震被害を犠牲者の数も含めて教え、シミュレーションで体験や知識を伝えている」と、教育の重要性を強調した。 「島原半島」の萬徳昌昭・国土交通省雲仙復興事務所長は普賢岳災害(90〜95年)以来立ち入りが禁止される警戒区域内で砂防工事を無人化していることを紹介した。
by mo_gu_sa
| 2012-05-16 00:00
| 長崎
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