http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20120421ddlk45040586000c.html
レジオネラ菌の検出が判明し、現在営業を停止している串間市の温泉施設「串間温泉いこいの里」について、指定管理者のMKホールディング(宮崎市)が今月末までに運営から撤退することが20日、分かった。
市によると、18日に同社から口頭で「営業を再開する経営体力がない」との説明があったという。
いこいの里では、昨年9月と12月に、ヒノキ風呂などから県が定める基準値を超えるレジオネラ菌が検出されたが、同社が保健所への報告を怠り、今月6日から営業停止となっていた。
施設の洗浄には約400万円が必要で、同社には負担するだけの資金がないという。
市は今後、直営も含めて新たな管理業者を探す方針。営業再開のめどは立っていないという。【中村清雅】