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温泉熱の発電システム、神戸製鋼が湯布院の温泉旅館から受注

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120327/biz12032718360033-n1.htm

 神戸製鋼所は27日、温泉や地熱、工場排熱などを利用して発電する「バイナリー発電」の小型発電システムを、大分・湯布院温泉の温泉旅館「ゆふいん庄屋の館」(大分県由布市)から受注した、と発表した。神鋼側の受注額は一部周辺機器を含めて総額3500万円。年内に納入や設置を終え稼働する。

 今回受注したのは、昨秋に発売した「マイクロバイナリーMB70-H」で、70-95度の温水で発電する。熱源や冷却水の温度の変動に強いスクリュータービンを採用し、安定して最大70キロワットの発電が可能。狭い温泉地にも設置できるように設計をコンパクトとしたのが特徴だ。

 庄屋の館は地下約700メートルから吹き上げる温泉蒸気や熱水の源泉を持っており、以前から豊富な温泉エネルギーの有効利用を検討していた。自噴泉を蒸気と熱水に分離した後、蒸気を使ってつくった温水を発電システムに供給するなどし、スクリュータービンを回して発電する。

 発電した電力は全量、今年7月に開始予定の再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を活用して九州電力に売電する。
by mo_gu_sa | 2012-03-27 18:36 | 大分


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