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鷹島モンゴル村:経営改善策 スリム化、営業に力 施設管理を松浦市に移譲 /長崎

http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20110224ddlk42020427000c.html

 松浦市鷹島町の観光施設「鷹島モンゴル村」を運営する第三セクター・鷹島公社は23日、株主総会で取締役8人を刷新した。資本金約3億円も1000万円に減資。施設の維持管理を市に任せるなど、スリム化して営業に力を入れる。

 モンゴル村は93年5月に開村。年間3万人前後が訪れていたが、09年には同島と佐賀県肥前市をつなぐ「肥前鷹島大橋」が開通し、これを記念した入場料(中学生以上300円)の無料化もあって、来場者は約58万人と過去最高を記録した。しかし、翌10年には入場料が復活。「大橋バブル」に合わせた施設拡充や人件費の増大などが負担となり、経営改善が求められていた。開園以来の累積赤字は約9700万円。

 このため、同社は村内施設のほとんどを市に寄付。法人税の圧縮や、国からの補助を受けやすくするために減資にも踏み切った。同社は今後、運営のみを行う。

 新経営陣には、雲仙市や鹿児島県霧島市などで温泉経営の実績がある佐々木一法さん(64)を招へい。市は今後「トラフグなどグルメと温泉をセットにして、観光拠点として売り出していきたい」と意気込んでいる。【野呂賢治】

〔長崎版〕

毎日新聞 2011年2月24日 地方版
by mo_gu_sa | 2011-02-24 14:49 | 長崎


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