http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/267445.html
道内の官民でつくるチームが、温泉と冷水の温度差が生むエネルギーを動力とする温泉給水用ポンプの開発を進め、6日から胆振管内壮瞥町の蟠渓(ばんけい)温泉で実証実験を始めた。特殊合金を利用することで、電力をまったく使わず、二酸化炭素も発生しないのが最大の特長。今年中にも「エコ・ポンプ」として商品化する計画だ。
開発チームは、いずれも札幌市の環境コンサルタント会社「北水エンジニアリング」、民間研究所「ユニヴ・テック」、道立地質研究所、北大の4者。道の補助金約1800万円を活用している。
【写真】温泉熱を利用した動力装置の試作機。実証実験を経て、今年中の商品化を目指す
<北海道新聞1月7日朝刊掲載>