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長者原のコスモス荘、本年度末で廃止へ

http://www.oita-press.co.jp/localNews/2008_121927937176.html長者原のコスモス荘、本年度末で廃止へ_e0113829_13591622.jpg

 県は県営国民宿舎コスモス荘(九重町田野)を本年度末で廃止する方針を決めた。民間施設の増加や建物の老朽化を踏まえて県営施設としての役割を終えたと判断した。二十七日に開会する第三回定例県議会に関連議案を提案する。廃止が決まれば来年度以降に売却する方向で検討している。

 コスモス荘は鉄筋コンクリート三階建て、二十三の客室があり、定員八十三人。敷地は国が所有する。くじゅう連山に囲まれた長者原にあり、登山客や家族向けの比較的安価な宿泊施設として利用されている。
 県観光・地域振興局によると、一九六七年の開設以降、周辺の宿泊施設が増加。施設を存続させる場合、耐震補強を含めた大規模改修が必要になる。客室が和室で、洗面所、トイレが共同になっていることが近年の旅行者ニーズに合っていないことなどから、今後の在り方を検討していた。
 年間宿泊者数は九四年度の一万二千九百九十八人をピークに減少。昨年度は六千六百二十一人で、年間の平均利用率は21・8%に低迷していた。行財政改革プランに沿って二〇〇六年度から指定管理者制度が導入され、おおいた観光サービス(別府市)が来年三月までの管理者になっている。
 廃止後について「施設を有効利用してもらうため活用策の提案競争方式で売却先を決めることを考えている」としている。

【写真】廃止方針が決まった県営国民宿舎コスモス荘=九重町
by mo_gu_sa | 2008-08-21 09:40 | 大分


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