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源泉掛け流し「宣言」目指す 宝泉寺温泉

http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_128563458691.html源泉掛け流し「宣言」目指す 宝泉寺温泉_e0113829_14425423.jpg

 九重町宝泉寺温泉とその周辺を合わせた地域づくりに取り組んでいる宝泉寺温泉地域づくり活性化協議会(池部俊慈会長)は「源泉掛け流し宣言」を行うための学習会を「宝泉寺観光ホテル湯本屋」で開いた。

 宣言は100%源泉掛け流しを行っている温泉地が宣言をしており、県内では2006年に竹田市の長湯温泉が宣言している。
 学習会には約20人が参加。この日は各温泉が宣言を行う際に、サポート役を務めた札幌国際大学の松田忠徳教授が講演。外国人を受け入れない温泉地は廃れていくと指摘した上で、「外国人は日本の田舎文化を目指してやって来る。日本人が魅力を感じない田舎の趣が薄い温泉は外国人にも魅力がない」と訴えた。
 さらに松田教授は「外国人が日本でしたいことのトップは、日本の文化とも言える温泉に入ることだ」とし、「掛け流し宣言をすることで湯の良さをアピールでき、観光客増加につながる」と説明した。
 同協議会は昨年6月に地元をはじめ県や町、観光協会、商工会、金融機関などで設立。毎週木曜日に会議を行いながら、地域づくりのための策を練っている。
 同宣言は協議会が5年計画で取り組む活性化策の第1弾。池部会長は「地域内にある仙洞の滝の整備も始まり、具体的な地域づくりが始まった。各旅館、ホテルの温泉が掛け流しであることを再確認し、本年度中に宣言をしたい」と力を込めている。

【写真】「宣言をすれば観光客が増える」と説明する松田教授
by mo_gu_sa | 2010-09-28 09:38 | 大分


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