http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819490E0E0E2E2848DE0E0E2EBE0E2E3E29EE0E3E2E2E2;p=F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E4E6;o=F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2
新潟市などが出資する第三セクター、新潟バイオリサーチパーク(新潟市、佐藤征也社長)は、温浴施設などの浴槽水にレジオネラ菌がいるかどうかを、その場で30分以内に調べる検査キットを開発した。10月下旬から全国発売する。従来は採取した水を検査機関に送り、結果が出るまで1週間程度を要した。レジオネラ菌対策が重要な福祉施設や温泉旅館、スーパー銭湯などに販売する。 開発した検査キットは持ち運びが可能で、水を吸い込むポンプとろ過装置などで構成されている。浴槽の中に装置を入れると20~30リットルの水を吸い込みながら、紙製のフィルターでレジオネラ菌をこし取る。 フィルターを装置から外して特殊な液体に浸し、この溶液を専用の試験紙にたらすと、レジオネラ菌の有無が分かる仕組み。一連の検査に必要な時間は30分以内。新潟薬科大学に検査法の有効性を調べてもらったところ、検査機関と同程度の精度でレジオネラ菌の有無を検出できることが分かった。 従来は約500ミリリットルのサンプル水を検査機関に送って寒天で菌を培養する必要があり、検査に7~10日かかっていたという。レジオネラ菌がいても発見や対応が遅くなるという課題があった。 温浴施設などでレジオネラ菌の量が基準値を超えて営業停止となったり、感染した利用者が発病したりする例は全国的に発生している。開発した検査キットならその場で菌の有無が分かるため、感染拡大の防止策などが立てやすい。 検査キットはポンプが付いた装置と10回分のフィルターがセットで3万~4万円。装置はフィルターを交換すれば何度も使える。フィルターは10回分で1万円程度。 検査機関に調べてもらう場合は、1回当たり4000~8000円かかっていたため、「長期間利用すれば、コスト面でもメリットがある」(佐藤社長)という。年間500~1000台の販売を目指す。
by mo_gu_sa
| 2010-09-23 06:03
| 温泉一般
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