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大分・別府の女性絞殺:監視カメラ配線切断 遺体現場近く設置のダミー

http://mainichi.jp/seibu/shakai/news/20100909ddp041040021000c.html

 ◇事件との関連捜査

 大分県別府市の雑木林で神戸市の看護師、横手宏美さん(28)の絞殺体が見つかった事件で、遺体発見現場から東へ約1キロ離れた場所に設置されている不法投棄の監視カメラのコードが刃物のようなもので切断されていたことが分かった。管理する別府市は県警に被害届を提出する。現場周辺では車上荒らしなどが多く、県警は事件との関係などを調べる。

 市は昨年3月、遺体発見現場に通じる山道沿いに2台のカメラを設置。うち1台のカメラで、高さ約2メートルの部分にあるセンサーとライトを結ぶコードが切断されていた。ただ、このカメラは撮影機能のないダミーだった。

 さらに東へ約100メートル離れた場所に設置されたもう1台のカメラは、人や車が通るとセンサーで感知し、静止画像を撮影する。事件後、県警は映像を解析したが、手掛かりとなる内容は確認できなかったという。

 現場周辺は露天温泉が点在しており、入浴客を狙った車上荒らしが多い。07年には41件、08年にも11件の被害届が出されている。08年には、温泉で女性を触ったとして男が強制わいせつ容疑で書類送検される事件もあった。【佐野優、田中理知】

毎日新聞 2010年9月9日 西部朝刊
by mo_gu_sa | 2010-09-09 00:00 | 大分


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