http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100909ddm041040063000c.html
大分県別府市明礬(みょうばん)で神戸市垂水区の看護師、横手宏美さん(28)が絞殺体で見つかった事件で、首の骨の折れ具合などから、犯人は手が大きく力の強い人物である疑いの強いことが捜査関係者への取材で分かった。
横手さんの母親は8月31日夜に横手さんにメールを送っていたが返信がなく、31日夕、現場から約5キロ離れたガソリンスタンドの防犯カメラに横手さんの軽自動車とよく似た車が映っていたことなどから31日夕方から夜にかけて事件に巻き込まれた可能性が出てきた。
捜査関係者によると横手さんの死因は正面から手で首を絞められたことによる窒息死。首の舌骨など3カ所の骨が折れていたが、骨折個所を調べた結果、大きな手の人物の可能性が高いという。また、手で若い人の首を絞めて窒息させ、首の骨まで折るには強い力が必要という。【祝部幹雄】
毎日新聞 2010年9月9日 東京朝刊