【別府・看護師絞殺】現場は愛好家自主管理の野湯 所有者は黙認

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 大分県別府市明礬の山道沿いの雑木林で、神戸市垂水区の看護師、横手宏美さん(28)が他殺体で見つかって11日で1週間が経過した。現場周辺は露天風呂が人気の観光スポットだが、夜間は人目が少なく、犯人につながる有力な目撃情報は出ていない。事件を受け、別府市は防犯策強化に乗り出した。

 大分県警別府署の捜査本部によると、4日に発見された遺体は首の骨が折れており、横手さんは手で強く首を絞められて殺害されたとみられる。横手さんは8月28日から約1週間休暇を取り、九州を1人で旅行していた。

 遺体があった斜面近くの山道には横手さんの軽乗用車が止められており、車内の日記やカーナビの履歴から福岡、熊本、鹿児島を回り、31日午後に宮崎県から大分県に入ったことが判明。同日昼を最後に母親のメールへの返信が途絶えたが、午後5時ごろには別府市中心部の竹瓦温泉の砂湯で横手さんに似た女性が目撃されているという。

 車が止められていたのは無料露天風呂「鍋山の湯」まで約600メートルの場所で、車内に争った跡はなく、遺体発見現場の周辺では携帯用ライトが見つかった。

 捜査本部は、31日夜に横手さんが露天風呂に歩いて行く途中か、戻る途中に襲われた可能性が高いとみて目撃者捜しを急ぐが、幹部は「観光地の別府では知らない人や車をあまり気に留めない」と、情報の乏しさを嘆く。

 鍋山の湯は、20年以上前から地元の温泉愛好家が自主管理。敷地を所有する会社は「安全に利用されるなら、と黙認してきた」という。同様の露天風呂は市内に数カ所あり、営業目的ではないため県への届けもなく、行政の指導対象外だ。

 別府市観光協会は注意を呼び掛けるが「客に『行くな』とは言えない」と困惑。秋の観光シーズンを前に明礬地区の旅館従業員は「客が減るのが心配。早く解決して」と願う。市は鍋山の湯や近くの露天風呂に通じる山道を当面通行止めにし、街灯や防犯カメラを増やすなど対策を急ぐ方針だ。

【写真】大分県別府市の看護師殺害現場近くに立てられている、車上荒らしに注意するよう呼び掛ける看板
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by mo_gu_sa | 2010-09-13 08:21 | 大分


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