http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100910k0000e040013000c.html
大分県別府市明礬(みょうばん)の雑木林で、神戸市の看護師、横手宏美さん(28)の絞殺体が見つかった事件で、横手さんは8月31日夕、遺体発見現場から約10キロ離れた別府市中心部の市営「竹瓦(たけがわら)温泉」に立ち寄った可能性が高いことが分かった。同温泉で入浴後、事件現場に向かったとみられ、県警は直前の足取りが分かる情報とみている。
同温泉を委託管理している市綜合振興センターによると、横手さんは31日午後5時ごろ、名物の砂湯を利用したとみられる。入浴客に温泉で温めた砂をかける従業員が「横手さんとみられる女性に砂をかけた」と話し、捜査員の持参した横手さんの写真を見て確認したという。
その後の午後6時15分ごろ、横手さんの軽自動車に似た車が市中心部から現場方面に走っているのが途中にあるガソリンスタンドの防犯カメラに写っていた。【祝部幹雄】
毎日新聞 2010年9月10日 10時46分