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温泉利用ホットに議論、大津で「学会」

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 温泉を専門家や事業者、市民の視点で論じる「温泉学会」の滋賀・大津大会が4日、雄琴温泉のある大津市雄琴6丁目のホテルで始まった。

 初日は、滋賀県立大名誉教授の川地武さんが「温泉と物質循環」について基調講演。地下から大量にくみ上げる温泉水の適切な管理の必要性を説いた。

 続いて、地元の温泉旅館10軒でつくる「おごと温泉旅館協同組合」理事長の榎高雄さんが、雄琴温泉の現状と課題を報告。雄琴地域と隣接する里山や棚田、坂本地域の穴太積みの石垣が巡る里坊などを総合的に売り出すことや、両手にポールを持って歩く「ノルディック・ウオーク」を取り入れた「ヘルス・ツーリズム」のプログラム開発に取り組んでいることを紹介した。

 学会は2003年秋に設立。水質分析やマーケティングなどの研究者に加え、温泉旅館経営者や温泉利用者らが加入し、市民の目線で温泉を論じるのが特徴。最終日の5日はシンポジウムや報告会がある。

【 2010年09月04日 22時53分 】
by mo_gu_sa | 2010-09-04 22:53 | 温泉一般


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