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湯の坪街道、スッキリと 年明け着工

http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_127803357455.html

 由布市は全国的な観光地、同市湯布院町のメーンストリート「湯の坪街道」(約1キロ)の景観や交通事情改善のため、無電柱化や側溝のふた改修などを進める道路環境向上実験事業を始める。6月28日、地元団体や市などでつくる同事業検討委員会(太田洋一郎委員長)が発足。地元関係者らは「無電柱化は昔から要望しており、やっと実現に向けて動きだした。実験を成功させて今後につなげたい」と話している。

 同街道は由布岳を望み、町中心部と金鱗湖(きんりんこ)を結ぶ人気エリアで、土産物屋や飲食店などが多く並ぶ。生活道路の役割も担っているが道幅が狭く、休日や行楽シーズンは多くの人出で道路がふさがれ、渋滞の原因になっていた。側溝のふたの穴にハイヒールやつえが挟まり、けがをする事例もあったという。
 実験事業では、街道約100メートルの区間で、無電柱化や側溝に透水性素材のふたをかぶせる工事などを行う。予算は国の「きめ細やかな臨時交付金」5千万円を充て、具体的な工法や検証は検討委員会で行う。年明けに着工し、本年度中には終了させる。
 検討委員会の初会合には、委員のほか、工法のアドバイザーを務める九州電力やNTTの関係者ら約40人が出席。市の担当者が事業内容を説明した。無電柱化に関しては地中化以外にも、軒下に電線を通す方法や建物の裏側に付け替える方法を検討する。市は「町中心部はほかにも無電柱化の要望があるので、実験区間の検証を踏まえて検討したい」としている。
by mo_gu_sa | 2010-07-02 10:11 | 大分


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