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霧島の地熱開発で説明会 業者、温泉への影響否定

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 霧島市牧園町万膳で大霧地熱発電所を運転している日鉄鹿児島地熱(東京)は4日、隣接地の白水越地区で計画中の第2発電所建設(約3万キロワット)に向けた地熱調査・開発の説明会を霧島市国分で開いた。周辺の温泉への影響を否定したが、地元観光業者らから不安の声も出た。
 商工、建設、観光業者や地元住民ら推進、慎重両派の約100人が出席。同社鹿児島事業所の担当者は「14年前にスタートした大霧発電所近辺の噴気、温泉は運転前と変わりない」とし、新たな発電所による丸尾温泉=牧園町高千穂=への影響はないと説明した。
 質疑応答で推進派は「温泉を約50年掘削するが変化はない。調査(を受け入れ)結果を見たらどうか」と発言。慎重派は「えびの高原硫黄山の噴気が消えたことに大霧発電所は関係していないのか」と疑問を唱えた。
 霧島市議会は昨年10月、調査・開発の促進を求める陳情5件を採択、建設に慎重な対応を求める陳情1件は不採択とした。

【写真】地熱調査・開発について説明する日鉄鹿児島地熱関係者=4日、霧島市国分の市民サービスセンター
by mo_gu_sa | 2010-06-05 06:30 | 鹿児島


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