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研修医の農作業「待った」=厚労省「医療に該当せず」-大分大、中止へ

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201005/2010052900078

 大分県九重町の町立飯田高原診療所が大分大学付属病院から受け入れた研修医に行っていた農家や旅館での研修について、厚生労働省が「内容が研修目標に当てはまらない」として、中止を指示したことが29日、分かった。これを受け、大分大は研修を取りやめるとともに、既に研修した2人には別の医療機関で再研修させる方針を決めた。
 飯田高原診療所は今年度、大分大付属病院の研修医4人を受け入れる予定だった。4月にはこのうち1人が1週間、九重町の農家で搾乳や苗代づくり、ラベンダーの植え替え作業などを体験。もう1人も5月に2週間程度、温泉旅館に泊まり込んで接客や配膳(はいぜん)、風呂掃除をしたり、自然保護施設での活動を経験したりした。
 野瀬善明所長は「医師が患者の心情を理解できないと信頼関係は生まれない。地域の人と触れ合うことで、人間性を磨く機会になる」と研修の狙いを説明する。
 これに対し、厚労省医事課は同省局長通知「臨床研修の到達目標」で規定した「地域医療」に該当しないと判断。28日に九州厚生局を通じて大学側に中止を求めた。(2010/05/29-09:08)
by mo_gu_sa | 2010-05-29 09:08 | 大分


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