人気ブログランキング | 話題のタグを見る

「泉都券」 紙幣型にシステム変更して運用

http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_127501155875.html「泉都券」 紙幣型にシステム変更して運用_e0113829_1627682.jpg

 まちづくりを目的にした別府市の地域通貨「泉都(セント)」は、本年度から従来の住民基本台帳カード(住基カード)を利用したポイント型から、紙幣型「泉都券」にシステムを変更して運用を始めている。

 泉都は2006年4月から本格運用をスタートしたが、住基カードでポイント入手、使用するための地域通貨端末が老朽化。機器の更新に多額の費用が掛かることから、紙幣型への移行を決めた。
 泉都券は、これまで通りまちづくり活動やボランティア活動、エコ活動などへの参加によって入手できる。これらの活動を行う登録団体を募集中で、これまでに11団体が登録済み。これらの団体に3千枚の泉都券を配布、新たに作った「泉都通帳」も一緒に配った。通帳には泉都券の出し入れを記入し、「そのまま団体の活動日誌代わりになる」と好評だという。
 泉都券を使えるのは、市営温泉やべっぷアリーナトレーニング室など。別府八湯温泉道のスパポートや別府八湯温泉本、エコバッグなどとの交換もできる。年2回実施する予定の市内の旅館宿泊券や別府産米などが当たる「“ドリーム泉都”キャンペーン」の応募(1口500泉都)にも使える。団体で泉都券を集め、イベントの告知などに大分合同新聞夕刊「ぶんぶん」の利用もできる。
 これまでに住基カードにためたポイントは、9月末まで泉都券に交換可能。問い合わせは、市観光まちづくり課(TEL0977・21・1128)へ。

【写真】本年度から運用を始めた紙幣型の「泉都券」と登録団体が泉都の出し入れを記入する「泉都通帳」
by mo_gu_sa | 2010-05-28 10:50 | 大分


<< 日観連、9支部体制に再編 佐伯寿司 鉄輪温泉蒸気活用研と... >>