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昔ながらの「奄美つきあげ」出品 17日から福岡でご当地グルメコン

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 福岡市で17、18日に開かれる「九州ご当地グルメコンテスト」(福岡市など実行委員会主催)に、瀬戸内町が「奄美つきあげ」を出品する。各地の個性的な「B級グルメ」と味を競い、奄美の食を発信する狙い。同町まちづくり観光課は「奄美の観光もPRしたい」と意気込んでいる。
 鹿児島名物のつきあげ(つけあげ、さつま揚げ)は、奄美各地でも作られており、特に漁業が盛んな瀬戸内町古仁屋の名産として知られる。コンテスト主催者の打診を受け、「上原つきあげ店」の上原シズ子さん(69)が実演販売することになった。
 上原さんの作るつきあげは、控えめな甘さと、弾力ある歯ごたえが特徴。「昔に比べ町内のつきあげ店は減ってきたが、漁業の町になじんだ昔ながらの味」と上原さん。「一番おいしい揚げ立てを味わってほしい」と大きな鍋と2000食分の材料を持参する。
 同コンテストは、地域の隠れた食を発掘し、九州を元気にしようという狙いで、今回が2回目。約20団体が出店する。鹿児島からは奄美つきあげのほか、温泉卵を使った「指宿温たまらん丼」が参加する。

【写真】手作りで一つ一つ丁寧に「奄美つきあげ」を揚げる上原シズ子さん=14日、瀬戸内町古仁屋
by mo_gu_sa | 2010-04-16 06:30 | 鹿児島


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