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田園風景を楽しみながら菜の花畑へと歩く「菜の花さるこいウオーキング2010」が4日、大木町で開かれた。晴天の下、家族連れなど約240人が黄色いじゅうたんを眺めつつ、春風を胸いっぱいに吸い込んだ。
同町前牟田の農業今村利光さん(62)が「体に優しい菜種油を地元で広めたい」と、一昨年秋に自身の水田1・8ヘクタールで菜の花の栽培を開始。花が満開となった昨年春、地区住民による実行委がウオーキング大会を開催した。今年で2回目。
参加者は、午前10時に公営温泉施設「アクアス」を出発、片道約4・5キロのコースを歩いた。昼前には、まつり会場が設けられた菜の花畑に到着し、菜種油で揚げたキノコのてんぷらなどに舌鼓を打った。地元有志によるひょっとこ踊りも披露され、笑いを誘った。
【写真】地元有志によるひょっとこ踊りも披露された大木町前牟田の菜の花まつり会場
=2010/04/05付 西日本新聞朝刊=