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寝台車、深夜の街ソロリ 熊本・多良木で宿泊施設に

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 熊本県多良木町は、引退した寝台特急「はやぶさ」(東京‐熊本)の客車を宿泊施設として、5月にオープンさせる計画を進めている。10日には、購入した3車両のうち1両を陸送した。人吉球磨地方ではJR九州のSL人吉も今年の運行を始めており、“ブルートレインホテル”が鉄道ファンの人気を呼びそうだ。

 町が購入したのはヘッドマークの付いた「スハネフ形」1両と、「オハネ形」2両。6日に人吉駅(同県人吉市)に到着。全長21メートルの客車をトレーラーに載せ、深夜に市街地や国道を通って、多良木町まで運んだ。

 同町にはビジネスホテルが1軒あるだけで、話題性のある宿泊施設を造ろうと企画した。購入や改修、運搬などの総事業費は約7千万円。

 町は、くま川鉄道・多良木駅近くの土地に仮設レールを敷き、3車両を並べて宿泊施設にする。温泉施設や繁華街にも近く、「町活性化の拠点にしたい」と期待も大きい。定員35人で、名称や宿泊料、開業日は未定。

 九州では、鹿児島県阿久根市にも、引退した寝台特急の客車を使った宿泊施設がある。

【写真】トレーラーで運ばれるブルートレイン=10日午前3時、熊本県人吉市

=2010/03/11付 西日本新聞朝刊=
by mo_gu_sa | 2010-03-11 00:16 | 熊本


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