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「孤高の登山家」再び脚光 加藤文太郎モデルの小説話題に

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091229NT001000229122009.html

 新田次郎の小説「孤高の人」の主人公として知られる登山家、加藤文太郎(1905~36年)が再び脚光を浴びている。登山ブームを背景に、加藤をモデルにした山岳専門誌の連載小説が話題を呼んでいるほか、「孤高の人」が原案の漫画は単行本が50万部以上売れるヒット作に。会社勤めをしながら型破りの過酷な登山に挑み続けた生き方が人気の秘密のようだ。

 加藤はガイドを雇いパーティーで登る昭和初期の登山の常識を覆し、単独で冬の槍ケ岳(長野、岐阜両県)などを登頂。三菱神戸造船所(現三菱重工業神戸造船所)で技師として働く傍ら強じんな体力で数々の登山記録を残したが、皮肉にも同行者とともに向かった槍ケ岳で遭難死した。

 故郷である兵庫県新温泉町の「加藤文太郎記念図書館」では、加藤の写真をプリントしたTシャツを販売。売れ行きは好調という。

 小説「単独行者」を連載しているのは山岳専門誌「山と渓谷」。読者の反応もよく、編集部は「山と真摯(しんし)に向き合う生きざまに共感する人が多いのでは」と分析している。〔共同〕(29日 23:05)
by mo_gu_sa | 2009-12-29 23:05 | その他


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