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霧島温泉の新たな観光の目玉にしようと、天然温泉の蒸気を利用した「むし湯」が、霧島市の霧島国際ホテルの大浴場に隣接して作られた=写真=。
むし湯は、ヒノキを使用したログハウス造りで、広さ約10平方メートル。床下に55度前後の天然温泉を流し、その湯気で室温が40度前後になる仕組み。15分程度入っていると、新陳代謝が促進され、疲労回復などの効果があるという。同ホテルによると、通常のサウナと比べて温度も低く、自然の湯気は粒子も細かいため「息苦しくない」と、特に女性客の評判がいい。
同市商工会が中心となって考案し、最初のモデル事業として設置された。今後、鹿児島大病院リハビリテーションセンターの協力を得て、効能について詳しく調査する。商工会は「ほかにも導入を検討している施設があり、今後さらに広げたい」としている。
むし湯は、時間を区切って男女の入れ替えを行い、利用時間は午前6時~午後11時。
(2009年10月24日 読売新聞)