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出版:昨年開催の現代芸術フェス「混浴温泉世界」の記録 実行委のNPO執筆 /大分

http://mainichi.jp/area/oita/news/20100303ddlk44040508000c.html

 昨年4~6月の65日間、別府市内で開催された現代芸術フェスティバルの記録集「混浴温泉世界 場所とアートの魔術性」が1日、出版された。写真をふんだんに使った記録集で、全国の書店で発売。

 昨年開催された「混浴温泉世界」は、同市の中心市街地や鉄輪地区などまちなかにさまざまな現代芸術作品が展示され、話題を呼んだ。また、現代ダンスや音楽ライブ講演なども多数開催された。

 記録集は、実行委の中心となったNPO法人「BEPPU PROJECT」が執筆。表紙には、数ある写真の中から同市の山中にある秘湯「鍋山の湯」の青白く濁った湯を選んだ。

 同PROJECT代表理事の山出淳也さんは「いろんな人が大切に、自主的に管理している秘湯……。そこにいろんな人が集い、湯に入り、去っていく。混浴温泉世界、というタイトルが生まれるきっかけになった場所だった」と振り返る。

 記録集については「美術館の中だけにとどまらない芸術フェスティバルは、別府という舞台でなければ生まれなかった。本を通して僕らが目指す方向性を見ていただきたい」と話す。

 河出書房新社刊、B5判200ページ、2940円(税込み)。【祝部幹雄】
by mo_gu_sa | 2010-03-03 00:00 | 大分


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