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別府現代芸術フェス 本で堪能

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 別府市で昨年開催された別府現代芸術フェスティバルを紹介した「混浴温泉世界 場所とアートの魔術性」が完成し、1日刊行された。著者のNPO法人BEPPU PROJECTは「記録だけでなく、別府の場所性が見えてくる最高傑作。多くの人に見てほしい」と話している。

 混浴温泉世界は、レトロな雰囲気を残す中央公民館や国際観光港などを舞台に昨年4月11日から6月14日までの65日間開かれた。現代芸術の巨匠といわれるサルキスら海外8組のアーティストが作品を展示。国内の若手アーティストも「ベップダンス」や「ベップオンガク」を披露した。

 「混浴温泉世界 場所とアートの魔術性」(2800円)はB5判200ページ。混浴温泉世界の芹沢高志・総合ディレクターや総合プロデューサーの山出淳也BEPPU PROJECT代表理事、小倉正史美術評論家、佐東範一「ベップダンス」ディレクターらが執筆。出品作品以外にも鍋山温泉や湯けむりなど別府の風景写真もふんだんに採り入れている。

 山出代表理事は「別府でなければ生まれなかったフェスティバルを通し、別府という街が見えてくる。フェスティバルの記録だけでなく、BEPPU PROJECTの発足から5年間の活動も紹介できた」と話している。

 問い合わせはBEPPU PROJECT(0977・22・3560)。

【写真】完成した「混浴温泉世界 場所とアートの魔術性」=別府市役所
by mo_gu_sa | 2010-03-02 00:00 | 大分


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