人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ひためぐり号:3月末で廃止 利用減歯止めかからず /大分

http://mainichi.jp/area/oita/news/20100220ddlk44040626000c.html

 日田市コミュニティバス運行協議会(会長・佐藤陽一市長)は19日の理事会で、観光地と中心部などを結んでいる「ひためぐり号」(1台、定員19人)の3月末の廃止を正式決定した。10年間、観光客や市民の足として親しまれたが、利用者の減少傾向に歯止めがかからなかった。市は4月から、生活路線にシフトする市内循環バスの導入を予定している。

 ひためぐり号はサッポロビール新九州工場が操業した00年3月に運行スタート。豆田町やサッポロビール、隈温泉旅館街などを結び、初年度3万833人(運行収益789万円)が利用した。

 だがマイカー普及や認知度不足などのため06年度は2万2788人(同506万円)に激減。時期的な100円運行などのてこ入れを図り、08年度は3万5241人(同538万円)に回復したものの、一般会計の赤字補てん額は08年度で665万円と負担が大きかった。

 新規導入の市内循環バスは2台(小型低床、各定員25人)。中心部などを1日各10本運行。【楢原義則】

毎日新聞 2010年2月20日 地方版
by mo_gu_sa | 2010-02-23 17:00 | 大分


<< 九州駅弁ランキング 「かれい川... 観光立国、観光客増加の秘訣は非日常 >>