http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/130224
JR九州は23日、人気温泉地の大分・由布院で観光客向けに走らせているトロッコ列車「TORO‐Q(トロキュー)」について、車両が老朽化したため11月29日で運行を終了すると発表した。トロキューは2002年10月から春と秋の土日や夏休み期間だけの臨時列車として運行。田園地帯を走る緑色の車体が好評で1日平均約400人が乗車。ただ、車体は1960年代後半ごろの製造で、補修に高額の資金が必要なため終了を決めた。
同社は11月7日から、九州新幹線の車両デザインも担当した水戸岡鋭治氏の手による記念乗車証を配るなどのイベントを実施する。
=2009/10/24付 西日本新聞朝刊=