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会津鉄道芦ノ牧温泉駅(会津若松市)のアイドル、猫の「ばす」駅長をデザインした車両が、来年2月から同鉄道にお目見えすることになった=写真。古くなったトロッコ列車の更新にあわせ、全国区のばす人気にあやかることにしたもので、一般公募で福島市の高橋あゆみさん(27)の作品が選ばれた。
ばすが窓から顔を出したり、車両をずり落ちそうになっていたりと、楽しい絵柄に大石直社長は「子どもたちがぜひ乗ってみたいという仕上がりになりそう」と、完成が待ちきれない様子だった。
トロッコ列車は、お座敷列車や展望列車を連結し、土日や観光シーズンを走る同鉄道の「顔」的存在。デザインには県内外から約30人の応募があり、同市出身のアニメ監督・笹川ひろしさん(73)が審査にあたった。新車両の運行は来年2月6日から。最優秀賞に選ばれた高橋さんは「自分のデザインした列車が本当に走るなんて夢みたい」と声を弾ませていた。
【図】会津鉄道に採用されることになった高橋あゆみさんのデザイン画