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火星の“鳴子”に水が流れた跡か

http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20090703-513843.html

 宮城県大崎市の鳴子温泉にちなんで昨年1月に「Naruko」と名付けられた火星のクレーターに、水が流れたとみられる跡があったことが3日までに分かった。命名は国際天文学連合(IAU)がしたが、経緯を確認した同市の大崎生涯学習センターによると、水の跡はIAUが温泉の名を付けた理由にもなったという。

 IAUに確認作業をしたセンターの遊佐徹さん(43)は「低温の水だったとしても、平均気温がマイナス40度の火星では温泉」と指摘。地元中学生は「水があったために鳴子の名が付いたことは、温泉地の住民にとって誇り」と喜んでいる。

 大崎生涯学習センターによると、Narukoを調べていた遊佐さんらが、米航空宇宙局(NASA)などが2006年までに水の跡を確認したクレーターの形状と同一なのに気付いた。

 遊佐さん側がIAUのブラッドフォード・スミス博士(米国)に問い合わせると「クレーターは水が流れた跡があったから、Narukoという名が適切だと思い命名した」との答えが返ってきたという。

 Narukoは南半球にある直径4・4キロのクレーター。小さいため地球から望遠鏡で見ることはできないという。(共同)
by mo_gu_sa | 2009-07-03 20:15 | その他


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