http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090528ddlk40040384000c.html
初夏の夜を彩るホタルの舞いが、山あいの水田周辺など田川地区の各所で始まった。散歩がてらに夕涼みする住民や市街地から車で訪れる人たちが、緑黄色に光るほのかな明滅を楽しんでいる。
赤村では英彦山のふもとから周防灘にそそぐ今川の上流域が県内有数の生息地。ホタルが活発に光る条件は、蒸して風のない闇夜。見ごろは午後8~9時という。
赤村の温泉宿泊施設「源じいの森温泉」は観賞バスツアーの参加者を募っている。定員40人の先着予約制で、定員に達してなければ当日も申し込める。生態説明の後、住民らのガイドで午後8時から観賞スポット3、4カ所を約1時間回る。料金は温泉入浴料込みで中学生以上900円、5歳以上700円。30日と6月6日は既に満員という。
問い合わせは「源じいの森」(0947・62・2851)。【林田雅浩】
〔福岡都市圏版〕