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新幹線新駅周辺の整備構想 嬉野市が策定

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 九州新幹線長崎ルートで新駅設置が予定されている嬉野市は、駅周辺整備の基本構想を策定した。駅周辺約30ヘクタールを整備対象地区に指定。1・5キロ離れた温泉街につなげる町の整備やアクセス道確保を盛り込んでいる。

 新駅予定地は国道34号沿いの嬉野高校周辺。現在は農地で、西側約1・5キロに嬉野温泉街がある。構想は西九州地域の新たな玄関口となる駅周辺を「もてなし交流拠点」と位置付け、交通ネットワークの強化や観光客と生活者が集まる交流空間づくり、温泉街との連携などを盛り込んだ。

 構想は、駅直近部と西部、東部の3エリアを想定している。駅直近部は交通結節拠点としてバス、タクシーなどが乗り入れる駅前広場や駐車場を設ける。温泉街や市街地と近接する駅西部は、温泉街への連続性を考慮しながら、住宅や商業施設を配置する。

 駅東部は、自然を生かした環境パターンや住宅パターンなどがあり、今後詰める。道路は駅周辺の国道34号や鹿島市と結ぶ県道のほか、温泉街とのアクセスルートを確保する。

 基本構想は、19日の「嬉野市新幹線を活(い)かしたまちづくり協議会」の総会で報告された。谷口太一郎市長は「構想は周辺地域とも連携しながら交通環境や観光面で相乗効果を生み出す内容。開業を見据え、住民の意見を反映しながらいち早く準備を進めたい」と話した。市は本年度から、駅周辺整備基本計画を策定する。

【写真】嬉野温泉駅(仮称)周辺整備のイメージ図。西九州地域の新しい玄関口に位置付け、交流促進や地域振興を目指す

2009年05月20日更新
by mo_gu_sa | 2009-05-20 08:05 | 佐賀


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