http://mainichi.jp/area/saga/news/20090503ddlk41040252000c.html
八十八夜の2日、嬉野市嬉野町の豊玉姫神社で献茶祭があり、嬉野釜炒(かまいり)茶協議会(倉満貞松会長)が手作業で製茶した新茶約3キロが入った茶つぼや茶箱が奉納された。
生産農家や関係団体の代表など約30人が出席。神事の後、谷口太一郎市長が「皆さんの努力で良いお茶が出荷されている」とあいさつした。
献茶祭は、江戸時代初期に嬉野に茶の栽培を広めた茶祖、吉村新兵衛翁ら先人への感謝と良質な茶の生産を願い、毎年八十八夜に行っており39回目。
一番茶の茶摘みは今が最盛期。8月上旬まで二番茶、三番茶と茶摘みは続く。3~5日は嬉野温泉商店街で「新茶まつり」が開かれ、新茶の釜いりや手もみの実演などがある。【原田哲郎】