http://kyushu.yomiuri.co.jp/entame/onsen/info43/in_43_09040501.htm
八代市は、開湯600年を記念して日奈久中町に建設中の日奈久温泉センターの愛称を「ばんぺい湯」に決定した。7月18日オープンの予定。
市の広報紙などで愛称を公募したところ、173人から313点の応募があり、特産品の晩白柚(ばんぺいゆ)にちなんだネーミングが最も多かったという。旅館では年末年始、晩白柚を湯船に浮かべた「晩白柚風呂」が冬の風物詩になっている。
新施設は、2007年10月末に閉館した旧温泉センター跡に建設。外観は、細川藩の藩営温泉だった「本湯(ほんゆ)」をイメージした和風造りの3階で延べ床面積1300平方メートル。玄関は本湯時代と同じ「唐破風(からはふ)」屋根。大浴場や公衆浴場、家族風呂のほか、85畳の大広間、物産販売・軽食コーナーなど。総事業費は5億円。入湯料は大浴場が中学生以上500円、3歳~小学生300円。
【写真】「ばんぺい湯」の完成イメージ図
(2009年4月5日 読売新聞)