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県とツーリズムおおいたがスポーツ観光推進

http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_123932710612.html県とツーリズムおおいたがスポーツ観光推進_e0113829_12133963.jpg

 キャンプで地域を元気に―ツーリズムおおいた(桑野和泉会長)と大分県はプロを中心にスポーツチームのキャンプ、合宿や大規模な大会の県内誘致に本腰を入れる。県内に本拠地があるプロチームの存在や大分国体の開催に合わせて整備した運動施設を有効活用。宿泊、飲食などによる経済効果とともに地域活性化や子どもの夢づくりにつなげる。夏までに関係者による推進組織を設立する方向で準備している。

 県内では別府市が温泉と宿泊施設を武器にプロや大学チームのキャンプ、大会の誘致に取り組んできた。今春にはサッカーJ2のファジアーノ岡山が市内でキャンプ。チーム関係者だけで延べ約千人が宿泊した。同行した岡山のマスメディアは別府の観光情報も取材したという。
 キャンプを呼び込む鍵の一つが練習試合の相手。サッカーJ1の大分トリニータなど四つのプロチームを“呼び水”にできると、県などはみている。
 中津市のダイハツ九州アリーナ(体育館)や人工芝を備えた別府市の実相寺グラウンドなど各地で国体に向けて整備され、競技施設が充実した。キャンプや試合の誘致は新たな活用法になる。選手が地元の子どもを対象に指導教室などを開催すれば、スポーツ振興にもつながる。
 推進組織には市町村や競技団体などが加わる見通し。横の情報交換を進め、各チームにさまざまな情報を提供することで、誘致活動の効果を高めることができる。先行する別府市は「県内全域で取り組み、一つの競技で複数のチームが来るようになれば、相乗効果が出る」と期待する。
 県は「プロチームが来ることは何より地域の元気につながる。屋内スポーツは一定規模の施設さえあれば小さな市町村でも受け入れが可能。国体で来県したスポーツ関係者のネットワークも活用したい」としている。

 <ポイント>
 県内のプロチームのキャンプ 
 津久見市での韓国プロ野球の斗山(ドゥサン)ベアーズのキャンプは、今年春で春秋通算で16回目になった。別府市でのサッカーJリーグチームのキャンプは2002年のサンフレッチェ広島以来7年ぶりだった。J1ガンバ大阪のユースチームは同市で10年以上キャンプしている。

【写真】別府市でキャンプをするサッカーJ2ファジアーノ岡山。プロスポーツのキャンプは経済効果だけでなく、地域活性化や子どもの夢づくりも期待できる=1月、別府市実相寺サッカー競技場
by mo_gu_sa | 2009-04-10 10:28 | 大分


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