http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090322ddlk40040222000c.html
ひな祭りのつるし飾りが伝わる柳川市、静岡県東伊豆町稲取温泉、山形県酒田市の3地区の関係者らが集まり、地域振興などについて協議する「第2回日本三大つるし飾りサミット」が21日、柳川市の市総合保健福祉センター「水の郷」で開かれた。
柳川市には「さげもん」、稲取温泉には「雛(ひな)のつるし飾り」、酒田市には「傘福」の飾りが残る。サミットは柳川市や市観光協会などでつくる実行委員会主催で、市民ら約350人が参加した。
テーマは「親から子へ子から孫へ 地域の絆(きずな)」。地域振興の取り組みについてのパネルディスカッションでは、展示館設置やコンテスト開催などそれぞれの活用策を紹介。パネリストからは「作ったり見たりする楽しみを広げることが必要」「伝統を受け継ぎ、長続きさせることが大切」との意見が出された。
最後に「相互連携を深め、継続的に全国へ情報発信し、地域振興に生かす」とする共同宣言を採択した。
サミットは昨年、稲取温泉で初開催し、来年は酒田市で開く。
〔筑後版〕