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船小屋温泉の観光シンボル 「ガタガタ橋」修復終了 1年半ぶり 地元から喜びの声 筑後市

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 2007年7月の大雨で橋脚が壊れ、通行できなくなっていた船小屋温泉(筑後市)の観光名所「ガタガタ橋」の修復がこのほど終了した。国の安全審査後、近く通行が可能になる。1年半ぶりの復旧に、市民や観光業者からは観光客誘致に弾みを、と喜びの声が上がっている。

 同橋は筑後、みやま両市境を流れる矢部川に架かる。全長は約60メートル。橋脚に幅1メートルの木板を乗せた人だけが渡れる簡便な構造だ。歩くと橋板が鳴る音から「ガタガタ橋」の愛称で親しまれる。

 みやま市側の中ノ島公園には高さ20メートルのクスノキが群生し、橋を渡り散策する観光客や市民が多かった。

 工事は昨年12月に始まり、全壊または破損した橋脚4本を新たに据えてもとの形状に戻した。国の河川改修工事と合わせて行われ、筑後市の工事負担は約500万円。

 復旧の要望書を提出していた船小屋温泉協会の樋口真大会長(46)は「公園の緑が深まるころにイベントを開催し、観光シンボルの復活を祝いたい」と喜ぶ。昨秋、船小屋温泉の泉質などをアピールする催しを開いた、筑後青年会議所の大薮泰士さん(31)も「イベントは盛り上がったが、ガタガタ橋が渡れず寂しかった。観光客向けに橋の活用を考えたい」と話した。

【写真】修理を終えた船小屋温泉のシンボル「ガタガタ橋」

=2009/02/20付 西日本新聞朝刊=
by mo_gu_sa | 2009-02-20 01:34 | 福岡


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