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温泉生かし健康づくり 入浴、運動で脱メタボ 登別温泉

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/125437.html温泉生かし健康づくり 入浴、運動で脱メタボ 登別温泉_e0113829_1965750.jpg

 【登別温泉】メタボリック症候群を解消しようと、市は二十四日、「脱メタボ運動講座in登別温泉」を「ホテルゆもと登別」を主会場に始めた。脱メタボの試みは各自治体で進むが、登別は名物の温泉を有効活用するのがミソ。ウオーキングや体操などの有酸素運動と入浴を組み合わせ、健康維持を図る。

 北海道国保連合会との共催事業で、初めて企画。温水プールを使った健康講座は多いが、温泉を活用した取り組みは「聞いたことがない」(道健康推進課)という。

 講座は十一月十四日までの全六回。四十-七十四歳の市民十四人が参加する。地獄谷周辺を散策する一時間程度のウオーキングや体操など、日によって異なる有酸素運動をした上で毎回最後に疲労回復も兼ね温泉に入る。浴槽の中でも簡単なストレッチ体操をする。

 講座の運営に携わる北大大学院の大塚吉則教授は「温泉という楽しみが、運動への意欲を持続させる」と意義を強調する。

 初日は唾液(だえき)で調べるストレステストや、歩幅や柔軟性など三十項目の体力測定を行った後、ホテルの温泉に入浴した。最終日に再び体力測定し、数値を比較する。参加した市内富士町の主婦桜井敏子さん(72)は「どれぐらい数値が変わるのか楽しみですね」と話した。(長谷川善威)

【写真】入浴前に、片足立ちでバランス測定に取り組む参加者たち
by mo_gu_sa | 2008-10-25 14:32 | 温泉一般


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