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「太郎」を破格の歓迎 無料券贈り大使に

http://www.oita-press.co.jp/localNews/2008_121549255192.html「太郎」を破格の歓迎 無料券贈り大使に_e0113829_19353513.jpg

 「ぜひ観光大使に」「温泉やつり橋の無料券を進呈」―。大阪・道頓堀の食堂「大阪名物くいだおれ」の看板人形「くいだおれ太郎」の来県を控え、県内の自治体は独自の歓迎プランを打ち出している。高い知名度と人気に加え、食堂閉店後の動向が注目される「太郎」。大分の魅力を全国発信する好機とみて”破格の待遇”でもてなす。

13日   から県内を”修学旅行”

 「太郎」は十三日に海路来県し、十四日まで滞在。”修学旅行”として県内の名所を観光する。
 別府市は別府国際観光港でセレモニー。著名人が対象の「ONSENツーリズム別府特別観光大使」に任命する。もちろん、人形の就任は初めて。市営温泉永久無料入浴券の贈呈や、温泉に浸したタオルで顔をぬぐうパフォーマンスも企画。
 九重町では九重”夢”大吊橋でイベント。永久無料通行券を贈り、つり橋を渡る姿を披露する。特別に設けた「九重”夢”大吊橋観光大使」の第一号に任命。特産品のバラもプレゼントする。
 由布市では、JR由布院駅前で歓迎行事。名物の「辻(つじ)馬車」に乗り、のどかな田園風景などを見物してもらう。
 各自治体の担当者は「地元のセールスポイントを盛り込んだ特別なおもてなしに知恵を絞った」と話している。

笑顔と歩んだ60年

 大阪・道頓堀の大衆食堂「大阪名物くいだおれ」が八日、閉店日を迎えた。看板人形「くいだおれ太郎」の笑顔とともに歩んだ約六十年の歴史に終止符が打たれる。
 四月八日の閉店発表以来、太郎人気は過熱。スポーツや舞台、映画の試写会から一日郵便局長まで、引っ張りだこの”活躍”ぶりは連日のようにマスコミに取り上げられた。
 店の宴会場ではこの日夜、常連客らが招待され、おかみの柿木道子会長(67)らと別れを惜しむ予定だ。

【写真】閉店日を迎えた「大阪名物くいだおれ」の「くいだおれ人形」と記念写真を撮る親子=8日午前、大阪市中央区
by mo_gu_sa | 2008-07-08 13:44 | 大分


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