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長者の藤:見ごろを迎え、大にぎわい--筑紫野・武蔵寺 /福岡

http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080430ddlk40040254000c.html

 筑紫野市武蔵の武蔵寺(ぶぞうじ)の市指定天然記念物の「長者の藤」が見ごろを迎え、29日、寺では藤供養会法要があった。また、近くの天拝公園でイベントが開かれ、1万5000人の人出でにぎわった。

 武蔵寺の藤は「武蔵寺縁起絵巻図」によると、寺創建の伝承を持つ藤原虎麿(とらまろ)が自分の姓にちなみ藤の木を植えたとされる。このため、伝承樹齢1300年の「長者の藤」と伝えられ、開花を祈念し、開山法要が開かれている。

 この日は本尊の薬師如来のご開扉、稚児行列があり、藤は酒を注ぐと元気になるといわれていて根元にかけて長寿を祈った。また8分咲きになった藤の前には、藤供養の祭壇も設置され、長寿の藤にあやかろうと多くの人がお参りをしていた。本尊前では護摩祈祷(ごまきとう)も開かれた。

 一方、天拝公園の水上ステージでは、九州産業高校吹奏楽部やつくし子ども太鼓など5団体が演奏を披露。茶会や二日市温泉の足湯などでのんびりと一日を過ごしていた。【川上敏文】

 ◇「将軍藤」も見ごろ小郡
 また、小郡市福童の大中臣神社境内の「将軍藤」も見ごろを迎えた。神社では「将軍藤まつり」が開かれ、花見を楽しむ人でにぎわっている。5月5日まで。

 将軍藤は県指定の天然記念物。樹齢約600年とされ、根元周囲約3メートルの幹から枝分かれし、高さ2メートルの藤棚204平方メートルを覆っている。地区住民でつくる将軍藤保存会(会長=高尾豊区長)が手入れし、毎年この時期にまつりを開いている。期間中は午後11時までライトアップし、約4000人が訪れるという。

〔福岡都市圏版〕

毎日新聞 2008年4月30日 地方版
by mo_gu_sa | 2008-04-30 17:01 | 福岡


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