http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&blockId=887066&newsMode=article
「八十八夜」の1日、茶どころの嬉野市の豊玉姫神社で献茶祭があり、生産者や地元住民らが新茶を入れた大きな茶つぼを献上、先人の偉業をたたえ、質の高い茶の収穫を願った。
八十八夜は茶摘みの繁忙期とされ、市内では主力品種のヤブキタの収穫がピークを迎えている。
生産者らでつくるうれしの茶活性化委員会の伊東憲二会長は「今年は過去10年で最も良い出来栄え。生産者に大型連休はないが、消費者においしい茶を飲んでもらうのが喜びです」と話した。
シーズンに合わせ嬉野温泉街で3日から5日まで、「新茶まつり」が開かれる。足湯のある湯遊広場では連日午後7時から、新茶と菓子の振る舞い(200円)や、茶の釜いり、手もみの実演などがある。
【写真】茶つぼを献上する出席者=嬉野市の豊玉姫神社