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「我輩は猫である。
今度、なぜか名誉駅長なる仕事を押し付けられてしまった」とぼやきそうなネコは「バス」という。
会津鉄道は会津若松市大戸町の芦ノ牧温泉駅に8年前から居ついている「バス」を名誉駅長に任命する。
24日に同駅で委嘱状を交付し、写真入りのキーホルダーも売り出す。
「バス」は推定9歳のメス。
平成12年に近所の子どもに拾われ、駅にすみついた。
今では待合室に段ボールの部屋もある。
昼寝をしたり、駅周辺を散歩するのが日課。
気まぐれで観光客を出迎えることもある。
カメラを向けるとすぐに横を向く無愛想さだが、なぜか人気者になっている。
県外から「バス」に会いに来る観光客もいる。
同社は人気に便乗した乗客増も狙っている。
駅のマスコットキャラクターとして大役を任された「バス」。
キーホルダー(420円)では車掌の帽子をかぶり「今日も仕事放棄じゃにゃぁ」と眠そうにコメントしている。