http://mainichi.jp/area/saga/news/20080406ddlk41040390000c.html
武雄温泉春まつり(武雄市お祭り振興会主催)の前夜祭が5日、同温泉楼門周辺で催され、宵神輿(よいみこし)が市内に繰り出した。6日の本祭では、稚児行列やさくら踊りなど多くの催しが予定されている。
前夜祭では、創作和太鼓グループの「柄崎太鼓」が披露され、訪れた見物客から大きな拍手を浴びた。この後、ちょうちんで飾られた宵神輿が、締め込み姿の若者100人に担がれて楼門を出発、町中を勇壮に練り歩いた。
6日の本祭では、午前9時半から桜山広場で神事が行われ、その後、温泉通りなどを車両通行止めにして稚児行列、柄崎太鼓、ダンス、みこし、さくら踊り(道行き・輪踊り)、もちまき--などが予定されている。小雨決行、雨天中止。
伝説によると、武雄温泉の起源は、福岡で産後の養生をしていた神功皇后が神のお告げを受け、有明海を渡って武雄に上陸。岩場の割れ目を柄の先で突き刺したところ湯がわき出したという。【原田哲郎】
毎日新聞 2008年4月6日 地方版