http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20080402ddlk46040409000c.html
鹿屋市串良町にごみ焼却の余熱を利用したエコ温泉「串良さくら温泉」が1日、オープンした。肝属地区一般廃棄物処理組合が造った肝属地区清掃センターに併設された。
同館は、鉄筋コンクリート一部鉄骨造り平屋。床面積1365平方メートル。二つの大浴場、露天風呂、サウナ室、レストラン、和室大広間などを整備。物品販売コーナーやギャラリー、研修室なども入った。
同館の温泉は地下1500メートルからゆう出する天然温泉。地上温度で約42度あるが、レジオネラ菌などの殺菌対策のため、センターのガス化溶融炉2基の余熱で60度まで加温する。館内の全電力もセンターの余熱発電システムで賄い、年間15万人の利用を見込む。
同館玄関前であった開業式では、関係者らがテープカット。その後、大勢の地域住民が真新しい館内を見学していた。問い合わせは同温泉(0994・63・1126)。【新開良一】
毎日新聞 2008年4月2日 地方版