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湧水町川西の温泉施設「森のやかた湯ったり館」の食堂部門に、イノシシ肉を炭焼きで食べる新しいメニューが登場した。町の施設を指定管理者として引き継いでいる竹中地区生産加工組合が「ここならではの山の味」とPRしている。
50年以上の猟の経験がある館長の山内一範さん(73)が、1週間以上みそに漬け込んだシシ肉を炭で焼く方法を考案。漬け込む際のニンニク、みりんが隠し味だ。鶏肉のみそ漬けやネギ、おにぎりとセットで1人1500円程度。予約が要る。
同館は指定管理者が一時決まらず、3カ月間の休業期間を経て2006年12月、同組合が営業再開に着手した。「再開から1年が過ぎ、客足も戻ってきた。新メニューでさらに呼びこみたい」(山内さん)。年中無休。食堂の営業は午前11時-午後9時。同館=0995(75)4142。コテージに宿泊もできる。
【写真】新しく登場したイノシシ肉の炭焼きを試食する山内一範館長(右)ら=湧水町の湯ったり館