http://www.kahoku.co.jp/news/2008/03/20080303t45010.htm
温泉に入れば、小野小町のような美肌美人に―。秋田県湯沢市の七つの温泉地が連携し、温泉の美肌効果をより高めるための方策を“研究”している。入浴客の肌の潤い度をテスターで測定したり、温泉成分と効能を詳しく分析したりして、全国のライバルの上を行く効果をアピールしようと狙っている。 小野小町生誕の地という伝説にちなみ、七つの温泉地は、「小町美人七湯」という共通のキャッチフレーズで売り出している。七湯にある45の温泉施設は、それぞれ多様な効能を持つが、共通項は「美肌」。小町の名とも絡めて、美人の湯としてアピールしてきた。とはいうものの、実際の肌への影響や、どの成分がどう効くのかなど、従業員らもよく分かっていなかった。 「効能をうたう以上、裏付けが必要」ということになり、「秋の宮温泉組合」(小山田光太郎組合長)に事務局を置き、昨年暮れから勉強会などの取り組みを始めた。講師に温泉研究家として知られる石井宏子さんを招き、専門的なアドバイスを得た。 現在行っているのは美肌効果測定調査。利用客に協力してもらい、温泉入浴前と入浴後に、テスターで肌の水分量と弾力性を調べる。2月中旬から七つの温泉施設で測定中で、今月下旬にかけて200人以上のサンプルを集める予定。7カ所の泉質や年齢、性別による効果の表れ方を確認する。 温泉に含まれる一つ一つの成分が保湿や引き締め、代謝など、肌にどう影響するのかについても石井さんの指導で詳しく学んだ。効能から、湯巡りする場合の順番も決まってくるという。保湿効果の高い秋の宮温泉郷の湯に最後につかると、潤いが一段と長持ちすることも明らかになった。 「自分のところのお湯が、肌にどういいのか、各温泉のスタッフはよく理解できるようになった」と事務局担当の菊池寛樹さん(35)。肌測定調査の結果を合わせて、入浴客に細かく的確にアドバイスできる態勢も整えていく考えだ。 【写真】テスターで肌の水分量など温泉の美肌効果を調査 2008年03月02日日曜日
by mo_gu_sa
| 2008-03-02 10:00
| 化粧品・温泉関連商品
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