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ひな人形3000体 早春彩る 「島原城下ひなめぐり」始まる 昭和初期の「押し絵雛」も展示

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/nagasaki/20080126/20080126_004.shtmlひな人形3000体 早春彩る 「島原城下ひなめぐり」始まる 昭和初期の「押し絵雛」も展示_e0113829_0461328.jpg

 3000体のひな人形が早春の城下町を彩る「第4回島原城下ひなめぐり」が25日、島原市で始まった。島原城や市内の商店街、ホテルなど約100カ所でさまざまなひな飾りが飾られている。3月9日まで。

 島原温泉旅館組合、市商店街連盟などでつくる実行委員会が「城下町の雰囲気を生かした祭りで市の活性化につなげよう」と2005年から始めたイベント。森岳商店街の「町の拠(よ)り処(どころ)森岳」ではひな祭りに関する歴史やミニ知識をパネルで展示し、新町2丁目の「しまばら湧水(ゆうすい)館」では市民手作りのひな人形展を開いている。

 城内にある島原城観光復興記念館では、市内の温泉旅館「海望荘」の大おかみ、宮崎順子さん(80)の初節句のときに飾られた昭和初期の「しまばら押し絵雛(びな)」を初めて展示。厚紙の型紙の上に布地を張り付けて作られた古びたおひなさま約40点を、島原押し絵の会の会員が1年がかりで修復し、今回の展示にこぎ着けた。

 期間中、市内の菓子店では名物の「桃カステラ」を販売。各飲食店では「ひな御膳(ごぜん)」が提供される。島原温泉観光協会=0957(62)3986。

【写真】島原城観光復興記念館に展示されている「しまばら押し絵雛」

=2008/01/26付 西日本新聞朝刊=
by mo_gu_sa | 2008-01-26 11:25 | 長崎


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