http://www.asahi.com/komimi/SEB200802020006.html
大分県の由布院温泉をそのままボトルに詰めた化粧水「由布院みすと」が商品化され、販売が始まった。由布院温泉観光協会が新たな土産品の開発を進め、その第1弾として商品化した。新商品には、保湿性の高い温泉をお土産に持ち帰ってほしいという願いに加え、「由布院ブランド」を利用した様々な商品に一石を投じたい、という狙いも込められている。 観光協会の若手メンバーを中心に、昨年5月から「商品開発プロジェクト」を立ち上げ、どんな商品が新しい土産物にふさわしいか、検討を重ねてきた。 1年間に由布院を訪れる観光客約400万人のうち、女性客が7割以上を占めるという点に着目。保湿成分の豊富な温泉水を使った化粧水なら、由布院に来た人が自宅に帰ってからも温泉を楽しめるのに加え、まだ由布院に来たことがない人へのお土産としてもふさわしいと考えた。 化粧水には、由布市湯布院町内の約90度で噴出する単純泉を使い、霧状に出すため、窒素とともにボトルに詰めた。源泉1リットル中、保湿成分となる「メタケイ酸」が207・7ミリグラムと多く含まれ、加水しないと入浴できない温度の温泉も、化粧水なら成分を薄めずに使うことができる。 製造は、防腐剤を配合しなくても温泉水をボトルに詰める技術を持つ「リプラス」(東京)に委託した。同社はこれまでに、全国25カ所の温泉で源泉100%の化粧水を作った実績があり、県内では別府温泉を使った化粧水「べっぴん泉」を製造している。 一方、世間では「ゆふいん」の名が付いた食品や入浴剤など、様々な商品が流通している。だが、中には由布院で製造していないばかりか、材料も由布院とは無関係で、「癒やしの里」のイメージ欲しさに名前だけをつけたものもあるという。同協会は、この温泉化粧水に、そんな商品に対して一石を投じたいとの願いも込めた。 1本80グラム入りで1260円。毎日使って、3週間前後は持つ量という。観光協会に加盟する旅館や土産物店などで販売しており、売り上げの一部は、由布院盆地の景観保全に使われるという。 由布院観光総合事務所の米田誠司・事務局長は「『由布院のお土産は何ですか』と聞かれても、これといった物がなかったが、自信を持って薦められる品物ができた」と話している。今後、焼酎や温泉飲料水を作る構想もあるという。 【写真】販売されている「由布院みすと」
by mo_gu_sa
| 2008-02-06 11:00
| 大分
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