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2歳のちびっ子駅長誕生 霧島温泉駅活性化へJR委嘱

日曜に列車送迎
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 JR肥薩線霧島温泉駅(霧島市牧園町宿窪田)周辺に、活気を呼び込む象徴になってもらおうと、かわいいちびっ子駅長が誕生した。駅前に住む自営業山下了さん(34)、弘子さん(35)夫妻の長男で、列車と駅が大好きな琳太郎ちゃん(2つ)。JR九州鹿児島支社から委嘱を受け、日曜日を中心に列車の出迎え、見送りなどを担当する。住民でつくる同駅振興会(大庭勝会長、30人)は地域活性化の“エース”と期待を寄せる。
 母弘子さんによると、琳太郎ちゃんが最初に口にした言葉は踏切音の「カンカン」。1歳過ぎたころから駅に立ち寄って列車を眺め、見送りをするなどすっかりお気に入り。
 かわいらしい姿のうえに、曾祖父が旧国鉄の駅長だった縁もあり、駅舎内の手打ちそば店運営や特産品販売、清掃など活性化に取り組む同駅振興会が、同市牧園総合支所を通じJR側に打診。ちびっ子駅長に任命されることになった。
 同駅で13日、委嘱式があり、同支社が任命。曾祖父の駅長の帽子と、祖父の義明さん(70)らに贈られた“制服”姿の琳太郎ちゃんは泣き出す場面もあったが、午前中に早速、観光特急「はやとの風」を迎え、見送る初仕事に挑戦。義明さんに抱えられ、しっかり敬礼を決めた。
 大庭会長は「国の有形文化財の嘉例川駅や大隅横川駅に負けない活気ある駅になりそう」と、頼もしそうだった。

【写真】特急列車を見送るちびっこ駅長の山下琳太郎ちゃん=霧島市牧園町宿窪田
by mo_gu_sa | 2008-01-19 07:24 | 鹿児島


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