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神話高千穂トロッコ鉄道:「観光目的特化」を提案 株主総会で結論出ず /宮崎

http://mainichi.jp/area/miyazaki/archive/news/2007/11/18/20071118ddlk45020296000c.html

 「神話高千穂トロッコ鉄道」(興梠亘社長)の臨時株主総会が17日、高千穂町で開かれ、一部取締役から「高千穂-日之影温泉を観光目的に特化して再開する」とした提案があった。しかし「地域鉄道としての再出発を目指すべきだ」との意見が大半を占め、決議されず継続扱いとなった。

 高千穂鉄道は槇峰-延岡駅間(約29キロ)の廃止が確定しており、高千穂-槇峰駅間(約21キロ)の休止の期限も12月26日に迫る。提案されたのは、このうち高千穂-日之影温泉(12・4キロ)を鉄道事業法に基づく「観光目的鉄道」にする案。運行を観光目的に絞り込むため、経営面での認可要件が一般の鉄道より緩い。

 同社の基本方針は、観光だけではなく通勤、通学用のダイヤも盛り込んだ「地域鉄道」としての再出発だが、資金繰りのめどは立っていない。観光目的化については、町観光協会などの株主が提案を持ち帰り審議することとなった。観光協会は今週にも理事会を開き、対応を協議する。興梠社長は「地域鉄道での再生を原則に出資金を集めたが、観光目的に転換するのならば株主の理解が必要だ」と述べた。【種市房子】

毎日新聞 2007年11月18日
by mo_gu_sa | 2007-11-18 15:00 | 宮崎


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