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本社主催「にっぽんの温泉100選」中間集計、1位は草津温泉

http://www.kankoukeizai-shinbun.co.jp/backnumber/07/09_22/chiiki_kanko.html
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 観光経済新聞社は19日までに、主催する第21回「にっぽんの温泉100選」(観光関連9団体後援、トラベルジャーナル社協賛)の中間集計をまとめた。それによると、4年連続して1位の草津温泉(群馬)がトップの座を確保、5年連続に王手をかけ、強さを見せつけている。以下、登別(北海道)、由布院(大分)、黒川(熊本)、指宿(鹿児島)と続く。しかし、草津とそれ以下の温泉地との得票差はそれほど開いておらず、今後の投票次第では順位の変動もありそうだ。投票は10月末に締め切られ、最終順位は12月初旬に開かれる予定の100選実行委員会で決まる。

 昨年、第20回という節目を機に、配布先を大幅に拡大したが、今回も配布先の拡大に努め、第20回を上回る枚数を関係機関に配布した。投票は7月から始めており、中間発表は事務局(本社)に届いた投票はがきを集計した。昨年は1万枚程度だったが、今回は1万2千枚程度のはがきが集まっている。

 1位となった草津温泉は泉質の良さに加え「湯畑」を中心とした温泉情緒や充実した宿泊施設、白根山や湯釜といった観光スポットも多くあり、旅行会社にとっては消費者に勧めやすく、送客しやすい点が評価されたと思われる。

 ベストテンを見ると、上位5位に大きな変化はない。登別と由布院の2位争いも激しい。それ以下では前回10位だった有馬(兵庫)が6位、11位だった城崎(同)が7位となり、ベストテン入りなるかが注目される。前回9位の下呂(岐阜)が11位とランクを落としており、今後どこまで巻き返すか。

 一方、14位だった鬼怒川・川治(栃木)、15位だった高山(岐阜)がランクを下げ、それぞれ29位、90位となった。高山は100選に残れるかどうかぎりぎりの線だ。

 中間段階で新たに100選にランクインしたのは、法師(群馬)、観音(静岡)、青根(宮城)、阿蘇(熊本)、熱川(静岡)、白金(北海道)など19温泉地。法師はいきなり67位にランクインした。秘湯ならではの良さが支持されたと見られる。

 今後の投票いかんで順位の大幅な変動も予想される。1位の草津とても油断はできない。

 なお、実行委員会は日本観光旅館連盟、国際観光旅館連盟、全国旅館生活衛生同業組合連合会、日本温泉協会、日本旅行業協会、全国旅行業協会、日本観光協会、国際観光振興機構、財団法人日本交通公社から選ばれたメンバーで構成される。
by mo_gu_sa | 2007-09-22 11:00 | 温泉一般


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